2018/12/21

「なぜやるの?」という問い。

以前と比べて、短期で簡単にWebサービスが作りやすくなった。20代の若手起業家が増えて、毎日にように新しいサービスがローンチされている。

この間、スタートアップが自社サービスをプレゼンする場に居合わせた。「食の体験をプレイリスト化する」っていうアプリはおもしろかったな。「感情を数値化する」っていうサービスはまじで興味わかなかった。

プレゼンを聞いているときに感じたのは「この人はなんでこれをやるんだろう」ということ。

結局ぼくたちは人間なわけで、働かなくていい社会だったら働かない人が多いと思うし、仕事を忘れて恋人とセックスしてる時間だってあるわけですよ。

なのに、なぜ人は新しいサービスを世に出すんだろう。

「本当に世のためになると思ってるから」「流行ると確信してるから」「起業で一発当てたいから」「周りを見返してやりたいから」など、色々理由はあると思う。

たとえば、「経済的に恵まれない家庭だったので、昔は十分にご飯を食べられなかった。だからみんなが平等に食欲を満たせるサービスを作るんだ。」

ほかにも、「業界の先を見据えた時に、確実にこのサービスが流行ると思ったから。」というのもあると思う。

1つ目のパターンは最もわかりやすいし美しい。2つ目のは、もし「あなたがやる必要ないんじゃないですか?」と聞いたら何て答えるんだろう、と思う。

最近は最新技術にばかり目がいってるように思えるサービスも多い。冒頭の「感情の数値化」がわかりやすい例だ。使い道は多分にあるんだろうけど。

つまり、「なんでやるの?」が見えてこないサービスに惹かれない。ビジョンがないサービスに魅力を感じない。

個人の価値観による、と言ってしまえばそれがすべてだけど。

つまるところ、「金になるからやるんだったら、投資でいいじゃん」みたいに思ってしまうんだよなあ。

一方で、「なんでビジョンが必要なの?」と聞かれたら、おれはなんて答えようか。

「永続的に続ける、グロースさせる、組織を拡大させるにはビジョンが必要だと思うから。資本主義なんだから、想いがないと続かないし広がらないし人も増えない。」とかそんな感じかな。まあ想いなんかなくてもお金は集まるけど。

結局、「自分がジョインするとしたら」みたいな謎の視点で観察しているんだろな。おれ。

傍観者なんだ。「なぜやるの?」って上から偉そうに言ってるだけの。

便利なサービスだったら使うもん。ビジョンとか関係なく。

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